糖鎖ニュース

サイトマップ
糖鎖ニュース・ホーム TV・動画 新聞記事 その他のメディア
糖鎖に関するメディア情報満載サイト「糖鎖ニュース」新聞記事 膝や関節の痛み老化、どう防ぐ?

新聞記事

膝や関節の痛み老化、どう防ぐ?

新聞記事 インデックスへ
ハーブキャンディ カリンの味わい  ピロリ菌:抑制物質合成に成功

2007年4月28日 毎日新聞

ヘルシーリポート:膝や関節の痛み老化、どう防ぐ?

◇牛乳に含まれるN−アセチルグルコサミンが軟骨再生を促進、日常的に摂取して保護と改善を
高齢になるといろいろな悩みごとが増えてくる。その一つが膝(ひざ)や関節の痛みだ。階段の上り下りや重いものを持って運ぶときに、そのつらさを感じることが多い。骨の老化を防ぐ方法はないのだろうか。【小島正美】
■50歳前後から
膝の関節が痛む変形性膝関節症は50歳前後から増え始め、70代になって急激に増加する。特に女性に多く、閉経後の女性ホルモン不足による骨密度の低下などが関係しているといわれる。
膝が痛みを伴うことなく、スムーズに動くには、軟骨がしっかりしていないといけないが、軟骨は年を重ねるにつれて、すり減っていく。すり減った軟骨同士がこすり合わさると痛みが生じる。
膝関節症の治療としては、ステロイドや非ステロイド系抗炎症剤が使われる。効果がある半面、胃腸障害や免疫障害など副作用の心配もある。そうした中、日常的な食品に含まれ、摂取することで膝関節症を改善する方法として注目されているのがグルコサミンだ。

■西欧では治療薬
グルコサミンはブドウ糖にアミノ基がくっついたアミノ糖化合物で、軟骨に水分の保持や弾力性をもたせるコラーゲンやヒアルロン酸など糖鎖の生合成に必要な成分だ。
グルコサミンは西欧では軟骨の再生や膝関節の不調を改善する治療薬やサプリメントにも用いられている。
いうまでもなく関節症の予防には、日ごろからストレッチを行ったり、ウオーキングをしたりして、体を動かすことが基本だが、グルコサミンの摂取で効果的に関節を守るのも選択肢の一つだ。

■1000ミリグラムで効果
同じグルコサミンでも二つのタイプがある。日本の企業が独自に開発した天然型グルコサミンの「N―アセチルグルコサミン」(NAG)の試験結果を見てみよう。
大阪外国語大学保健管理センターの研究者らは変形性膝関節症の患者31人(うち女性24人、平均年齢74歳)を対象に、125ミリリットルあたり1000ミリグラムと500ミリグラムのNAGを含む低脂肪ミルクを8週間飲んでもらい、NAGを含まない低脂肪ミルク(プラセボ)を飲んだ人たちに比べて、歩行時の膝の痛みや屈折具合、日常の動作などで差が出るかどうかを調べた。
その結果、1000ミリグラム摂取群と500ミリグラム摂取群で「かなり有用」「やや有用」を合わせ、約7〜8割の人が自覚症状で効果があったと医師の診察で判定された。
また、NAGのサプリメントを摂取した若い女性(平均年齢26歳)で皮膚の保水量が増えるなど肌の改善が見られたという大阪市立大学の研究報告もある。

■甘い天然型
牛乳など食品の健康機能科学に詳しい齋藤忠夫・東北大学大学院農学研究科教授によると、天然型のN―アセチルグルコサミンは、エビやカニの甲羅のキチン質から酵素を使って取り出したもので、もともと人の関節や皮膚、目の角膜などに存在するのと全く同じものだ。
欧米で使われているタイプのグルコサミン(グルコサミン塩酸塩やグルコサミン硫酸塩)には苦み感があるのに対し、NAGには甘みがある。
齋藤教授は「NAGはミルクの中にも含まれている成分なので、安全性の面では安心できる」と話す。
通常の牛乳にも200ミリリットルあたり20ミリグラム程度のNAGが含まれているが、人の試験で分かった有効量の500〜1000ミリグラムに比べるとかなり少ない。齋藤教授は「年をとるとNAGを合成する能力が低下してくるので、サプリメントなどで補ってやれば、関節の保護になるのではないか」と話す。

■硬骨も守りたい
とはいえ、軟骨だけを丈夫にすればよいというものではない。
私たちの体には約200本の骨がある。足腰を丈夫にするには、関節部分の軟骨だけでなく、骨本体の硬骨もしっかりと作らねばならない。一見硬そうに見える硬骨の組織も、日々、新陳代謝を繰り返している。骨を作る骨芽細胞と骨を壊す破骨細胞がバランスよく働かないと丈夫な骨はできない。

■MBPも大事
そうした骨作りに必要なのがカルシウムだ。そして、カルシウムの吸収を促すビタミンDやビタミンK、骨芽細胞を増やしたり、カルシウムを骨に蓄える働きをする乳塩基性たんぱく質(MBP)の摂取も大事だ。MBPは微量ながら、母乳や牛乳にもともと含まれる成分だ。
最近、牛乳を有害視する本が出ているが、日本酪農乳業協会(東京都)は「牛乳を飲むほど骨粗しょう症の予防になるという研究結果が世界中で報告されている。牛乳を飲んで体内のカルシウムが減るようなことはない」と科学的根拠に基づいた研究報告こそが重要だと話している。

新聞記事 インデックスへ
ハーブキャンディ カリンの味わい  ピロリ菌:抑制物質合成に成功

プレシードII
糖鎖ニュース
TV・動画
新聞記事
その他のメディア
糖鎖ナビ
糖鎖ブックス
このサイトについて