糖鎖のMALDI TOFMS - スペクトルデータブック |
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□著 者:黒河内 政樹
□編 纂:西村 紳一郎, 福島 信弘
□出版社:三共出版
□発行日:2007/03
□頁 数:201ページ
□出版社/著者からの内容紹介
糖鎖はタンパク質への機能付加や構造の安定化に直接関与しているのみならず、細胞の発生、分化、細胞間接着、免疫、癌転移などの生命現象に深く関わっていることが明らかになってきており、糖鎖や複合糖質の高感度、高精度さらには迅速な同定法が望まれている。
最近では、糖タンパク質の糖鎖のもつ生物学的機能の解明を目指すグライコプロテオミクスによる網羅的な解析が始まり、今後のプロテオミクス解析と同様、MSが威力を発揮するものと思われる。
著者のグループでも網羅的・定量的糖鎖構造解析(High throughput quantitative glycomics)から出発して、それら糖鎖のキャリアータンパク質のペプチド配列情報の解析、さらにゲノム情報の同定へと遡る解析を進めており、この手法を『グライコフォームフォーカスド・リバースゲノミクス法』と提唱している。
本書ではこのアプローチに必須のいくつかの質量分析を用いた糖鎖構造解析のための新しい方法論とその周辺技術等について概説する。また特にMALDI-TOFMS装置を用いて、この分野の研究を進めている方々を支援するために有効な構造データ集を作成した。
□目次
1 質量分析法(Mass Spectrometry:MS)の基礎
イオン化部
質量分離部 ほか
2 糖鎖の種類
3 糖鎖情報から糖鎖機能へのアプローチ
4 糖鎖解析法
糖鎖ブロッティング(Glycoblotting)法
糖鎖のMS/MS解析 ほか
5 質量分析法を用いた糖タンパク質の分析
糖ペプチドの解析
Glycoform‐focused reverse genomics(GFRG)法
□著者情報
西村 紳一郎(ニシムラ シンイチロウ)
北海道出身。1987年北海道大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。北海道大学大学院先端生命科学研究院教授。産業技術総合研究所創薬シーズ探索研究ラボラボ長(併任)。専門は生命化学・生物有機化学・糖鎖工学・創薬化学
福島 信弘(フクシマ ノブヒロ)
神奈川県出身。1991年東京工業大学大学院総合理工学研究科博士課程修了。理学博士。現在、サイエンス・テクノロジー・システムズ株式会社代表取締役。北海道STS株式会社代表取締役。専門は計算化学・錯体化学・バイオインフォマティクス
黒河内 政樹(クロゴウチ マサキ)
愛知県出身。2004年北海道大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。現在、北海道大学大学院先端生命科学研究院特任助手。専門は糖鎖工学・糖鎖分析・プロテオーム解析
広瀬 和子(ヒロセ カズコ)
宮城県出身。2005年茨城大学大学院理工学研究科修士課程修了。理学修士。現在、サイエンス・テクノロジー・システムズ株式会社より北海道大学共同研究員として出向。専門は生化学・タンパク質化学
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